マウスの要らないMac生活 – Appleの「Magic Trackpad」レビュー!

買ったものレビュー (ハードウェア・PC周辺機器) 約2分で読めます 投稿 2011/09/05 更新 2019/12/26

マウスの要らないMac生活 – Appleの「Magic Trackpad」レビュー!

今回購入したのは、Appleの「Magic Trackpad」です。Macにおけるトラックパッドの操作性の高さについてはMacユーザーならば周知の通りで、最近ではマウスを全く使わないというユーザーも少なくなく、今やMacではその役割を完全にマウスに取って代わりつつあると言っても過言ではありません。

管理人である筆者自身、このようなWindows系情報ブログを運営している都合もあって、メイン使用のOSはWindowsですが、実はMacについてもかなりのヘビーユーザーなので、本製品には前々から強い魅力を感じており、いずれ購入を予定していました(そして、ついに買ってしまった…!)。

というわけで、「Windows系情報ブログ」という当サイト本来の趣旨とは少しずれますが、近年Mac人気が急速に高まっていることや、OS X Lionの登場によってトラックパッドの存在感がますます増してきたことから、純Windowsユーザーの中にも少なからず本製品に興味のある人も多いと思いますので、参考程度に軽くレビューしてみたいと思います。

箱はAppleらしくとてもシンプル。大きさは、ちょうどCDのケースと同じくらいでMagic Trackpadが収まる最低限のものです。

裏には、Mac OS X Snow Leopardでのトラックパッドの基本的な操作方法が載っています。

箱を開けてみたところ。他の多くのApple製品同様、きれいにセロファンで包まれていました。

付属品一式。本体の他には、簡易マニュアルや保証書など最低限のものしか同梱されていません。

早速、Magic Trackpadを取り出してみたところ。筐体はアルミニウム合金で、それなりの重量と高級感があります。ガラス表面のしっとりと冷たく滑らかな感触は、MacBookのトラックパッドそのまま。

裏はこんな感じ。実際の使用シーンでは、トラックパッドを力を入れて押さえつけながら上下左右に指を動かすなどハードな使い方をする場合も出てくるので、かなりしっかりとした滑り止めが付いています。

下部の左右2つの滑り止めゴム足がクリックボタンになっており、トラックパッドを上から押さえると、このボタンがカチッと内部に引っ込みクリックが得られる仕組みになっています。

Magic Mouseとの大きさ比較。この製品、マウスと同様に基本的に堅い机の上に置かなければ使えません。「リモコンのようにMacを遠隔操作するのに便利なのでは?」という印象を持ちますが、残念ながらそういった使い方はクリックに難があります。

さて、私はMacBook Airユーザーなので、わざわざMagic Trackpadなど買わずとも、もともと本体に付いているわけですが、この本体付属のトラックパッド、いかんせん実際の使用時においては体との位置関係から不自然に腕を曲げなければならず、長時間使っていると非常に肩がこりやすいものになっています。

しかしながら、トラックパッドのジェスチャー操作の快適さは捨てがたく、今さらマウスに乗り換える気にもならない…。それに、作業効率アップのためにはMacBook Air本体のよりも、もっと広い面積のトラックパッドが欲しい…!そんな理由から、今回あえて別途Magic Trackpadを購入してみました。

実際に使ってみると、クリックの際のストロークがMacBook Airのそれよりも少し深いなど、若干の使用感の違いはありますが、さすがに面積が広いだけあって操作は快適そのもの。肩こりの悩みからも解消され、まさに期待通りの活躍でした。

6800円という価格は決して安くはありませんが、iMacなどデスクトップユーザーだけでなく、MacBook AirやMacBook Proの人も本体付属トラックパッドに不満を感じているなら、生産性アップのための投資のつもりで買ってみるのもアリですね。

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