Google ChromeをRAMディスクに丸ごとインストールして超高速化する方法!

前回のエントリーで、FirefoxをRAMディスクに完全インストールして信じられないほど高速化する方法を紹介しましたが、同様にGoogle Chromeも、キャッシュの保存場所をRAMディスクに置き換えるだけでなく、RAMディスクに丸ごとインストールしてしまえば、より高速化することが可能です。しかしながら、Chromeの場合はインストール時にフォルダの指定ができないため、普通はOSがセットアップされているHDDにしかインストールすることができません。
そこで、ここでは”ジャンクション”と呼ばれる手法を用いて「表向きはあたかもHDDにアクセスしているように見えるが、実際にはRAMディスクドライブにアクセスしている」という状態を作りすことで、Google Chromeの起動に必要なデータを丸ごとRAMディスクから呼び出し爆速動作させるという、裏技的な方法を紹介します。
なお、この記事ではあらかじめPCにRAMディスクドライブが作成されていることを前提に解説を行います。RAMディスクの作成方法や、そのための無料ソフトの紹介については上記エントリーにて簡単に触れているので、まずはそちらを参考にしてGoogle Chromeをインストールするのに十分な容量のRAMディスクを用意してください。
Google ChromeをRAMディスクにインストールする方法
ここでは、インストールデータの読み込みやキャッシュの保存など、Google Chromeの起動や動作に必要なデータを全てRAMディスク上でやりとりする方法を解説します。
面倒な方は、ポータブル版のGoogle ChromeをRAMディスク上に置いて使用しても高速化効果の程度は同じですが、Windowsにインストールおいた方がアップデートがスムーズに行えたり、CCleanerなど周辺ツールの使用が可能になるなど、何かと融通が利きます。
1、マイクロソフトのサイトから「Junction」というツールをダウンロードします。

2、ダウンロードしたファイルを解凍し、中にある「junction.exe」ファイルをCドライブ直下に置いて下さい(任意の場所でも構いませんが、ここでは説明の都合により)。

3、ここでは、RAMディスクドライブをHドライブと仮定し説明を進めます。Hドライブの直下に新規フォルダを作成し、「Google Chrome」と名前をつけてください(任意の名前でも構いませんが、ここでは説明の都合により)。

4、「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Chrome」(Vista/7の場合は「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome」)を開きます。途中、隠しフォルダになっているので、[ツール] – [フォルダオプション]から[表示]タブを選択し、「全てのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れて下さい。

5、「Application」「User Data」の2つのフォルダが開きます。これらのフォルダをコピーし、RAMディスクドライブに作成した「Google Chrome」フォルダの中に置いて下さい。

6、Google Chromeのウィンドウを全て閉じ、「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google」(Vista/7の場合は「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google」)にある、「Chrome」フォルダを削除します。

7、コマンドプロンプトを起動し、「C:¥Documents and Settings¥ユーザー名」(Vista/7の場合は「C:¥Users¥ユーザー名」)のあとに、「cd ¥」と打ち込み、Enterキーを押します(コピペではうまくいかないので、手打ちして下さい)。

8、カレントドライブが「c:¥」になったら、次に「junction “C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Chrome” “H:¥Google Chrome”」(Vista/7の場合は「junction “C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥Google¥Chrome” “H:¥Google Chrome”」)と打ち込み、Enterキーを押します(これも手打ちして下さい)。「ユーザー名」「H:」の部分は各自の環境に合わせて変更して下さい。

9、「Junction」の利用規約のダイアログが表示されたら、[Agree]をクリック。

10、スクリーンショットのように、「Created」と出れば成功です。エラーが出た場合は、打ち間違いが原因の可能性が高いので、もう一度よく注意してやってみてください。

11、Google Chromeを起動してみて、ブックマークや履歴などのユーザーデータが元通りになっていれば作業完了です。Cドライブ直下に置いた「junction.exe」は削除してしまって構いません。これで本当にRAMディスクから起動できているのか心配な場合は、「H:\Google Chrome\User Data\Default\Cache」のキャッシュを確認してみて下さい。
また、同様の手法で、キャッシュのフォルダだけをRAMディスクに移すことも可能です。起動速度に関しては、Google Chromeは元々HDDでも十分速く起動するように設計されているため、Firefoxのほど劇的な変化はありませんが、ブラウジング体感速度の向上、ファンやハードディスクのシーク音の静音化など、多くの部分でかなりのパフォーマンスアップが期待できます。
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2010 年 11 月 25 日 | コメント/トラックバック(14)|
カテゴリー:Google Chrome Tips ブラウザ
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はじめまして,いつも読ませてもらっています.
vista以降ならjunctionを使わずとも,OS標準のmklinkでシンボリックリンクができますよ.
BUFFALO RAMDISK ユーティリティーではfat32のRAMDISKのみ対応のようで
junctionは使用できませんでした。
他のNTFSが使用できるRAMDISKソフトが必要ですね
自分はバッファローのRAMディスクユーティリティで普通にできましたよ。RAMディスクのフォーマット形式のせいでjunctionが使用できないことはないと思うのですが、コマンドプロンプトの入力ミスではないでしょうか。
>上の人へ さん
すみません。そのとおりでした。お騒がせ致しましました。
ジャンクションポイントを作る側 (Cドライブ)はNTFSじゃないといけないそうですが
ジャンクション先(RAM DISK)はFATでも問題ありませんでした。
10の工程まで完了しましたが、Chromeを起動してみるとブックマークも無くキャッシュもHDD側で処理されてました。何度やってもできません。OSは7です。
>ピート
私も最初は、説明通りやったつもりでもうまくいきませんでしたが、原因はコマンドプロンプト入力時の文字コードの引っかかりによるものでした。
そこで、キーボードできちんと手打ちしてやり直したら、うまくいきました。このサイトの解説自体は間違っていないので、ミスのないように注意を払ってやればできるはずです。
説明通りやって10工程まで進んだのですが、No matching files were found. とでてきてうまくいきません。
これも打ち間違いによるものなんでしょうか?
アンインストールはどうすればできますか?
失敗して右クリックが使えなくなってしまったのですか・・・
メモリ6G積んでますが、OSがXP32bitを使ってて全て使用できていないので、やってみました。爆速ですね(@_@)
すばらしい(o^^o)
BufferoのRamdiskはBufferoのメモリを使用していないと、管理外メモリにRamdiskを作れなかったので、フリーソフトのVSuiteRamdisk(日本語化版)を使用しました。
>grmon さん
かなり亀ですが…(^_^;
junction ”フォルダ1″ “フォルダ2″
“と”の間にスペース必要です。いかがでしょうか?
こちらの記事を参考にさせていただきましたが、一つ確認させてください。手順5~6の書いてるとおりに工程を踏むと、PC再起動時にGoogle Chromeが使えなくなるのではないでしょうか?
RAMディスクは再起動時に中身がリセットされ、一時的に保存されたデータはなくなるはずです。そんな状態のRAMにGoogle Chromeのフォルダを置いてしまうと、そのまま消えてしまい、元フォルダも6の工程で消してしまってるので、再起動後にはGoogle ChromeがWindowsから消えている事になります。
実際、上記の方法で試し、コマンドプロンプトで何のエラーも無く、作業を完了させ、再起動してみたところ、案の定Google Chromeが起動しなくなっていました。幸いバックアップを取っておいたので、復帰はできましたが、これは何かやり方が違うのでしょうか?
Windows7 32bit Ultimate 4.0GBメモリーで768MBをRAMにしてます。
上の人へ
>これは何かやり方が違うのでしょうか?
やり方が違う。記事をきちんと読めば書いてあるが、バッファローのRAMディスクユーティリティを使え。これならPCの電源を落とす前にRAMディスクのデータをHDDに退避して再起動の際に復元してくれる。
質問する前に記事をよく読め。この記事はバッファローのRAMディスクユーティリティを使うことを前提に書かれているtipsだ。
GoogleChromeをRAMディスクにインストールすると起動とシャットダウンのスピードが遅くなるので、HDDに再インストールしようと思い、RAMディスク側から一旦GoogleChromeのフォルダを消したのですが、再インストールするとGoogleChromeインストーラーがエラー11を表示してインストール出来ません。
HDDにインストールし直したい時は何かやることはあるのですか?
上記参考に 再インスコ(HDD) やり方
C:¥直下に、junctionが 置いてある状態で
junction -d “上記で入力したやつ”
でリンクの削除? すると、普通に再インストールできるはずですよ~
詳しくはjunction落としたページにも、説明あるかと~
ChromeではなくChromiumでのやり方も教えて欲しいです…
Ironェ