micro SDも使えるSANYO製ICレコーダー「DIPLY ICR-PS501RM」レビュー!

DIPLY ICR-PS501RM

今回は、講義の録音用として使うためにSANYO製のICレコーダー「DIPLY ICR-PS501RM」を買ってみました。以前にも、ウォークマンをボイスレコーダーとして使えるステレオマイクECM-NW10のレビューを書いたことがありましたが、あくまで簡易的なステレオマイクなのでMP3形式での録音ができないことや、録音したものを倍速再生できないなどの理由から、ウォークマンでは少し物足りなくなってきたので、今回ついにICレコーダーの購入に踏み切ったというわけです。

最近のICレコーダーは高音質なPCM録音ができるものや、USBで充電できるものなどさまざまな製品が出ているので、どこのメーカーのものを購入するかということでかなり悩みました。最終的には値段の安さで選ぶか、高機能さで選ぶかという二択になり色々と迷いましたが、micro SDカードでメモリを増やせることがとても魅力的だったので、こちらのSANYO製のものに決定しました。単四電池一本で長時間使用できることや、ICレコーダーとしてはデザインがかなり良かったこともポイントです。というわけで、早速レビューしていきます。


さて、今回は初めて購入したICレコーダーだったので、最初は細かい録音方法の設定などがあまりよく分からず、感覚で適当に使っていたら、実際に講義を録音するために使用した際に設定ミスを犯してしまい、90分間の講義を無音録音し大切な講義内容を録り逃してパァにしてしまうという痛い目にあいました。そんなこともあって、その後は取扱説明書をじっくり読んで何とか使い方をマスターするに至ったというわけです。

というわけで、このレビューを書いている時点では、このICレコーダーをそれなりの期間(3ヶ月ほど)を使い込んだ後ということになります。なので、購入直後の感想や速攻レビューのようなものとは違いますが、その分、ICレコーダー購入を検討している人にとっては参考になるしっかりとしたレビューが書けるのではないかと思います。

SANYO製 ICレコーダー「DIPLY ICR-PS501RM」レビュー

DIPLY ICR-PS501RM

まず、外箱はこんな感じ。なかなかセンスがいいです。

DIPLY ICR-PS501RM

箱の内容は、ICレコーダー本体と、短めのUSB延長コード、ごく普通のイヤホン、取扱説明書、クイック操作ガイド、保証書です。写真には写っていませんが、このほかにもマンガン単四電池が1本入っていました。

DIPLY ICR-PS501RM

マイクは本体の頭と、写真では分かりにくいですが左右側面に2つ、計3箇所についています。そのため周囲の音を360度バランスよく集音でき、非常にきれいな音で録音ができます。頭についている一番大きいマイクは前方正面の音を集中的に拾うことができるズームマイクになっています。マイクは予想以上に低ノイズ&高音質で、この価格帯のICレコーダーとしては文句なしです。

DIPLY ICR-PS501RM

一般的に、ICレコーダーは単四電池2本を使用するものが多いですが、このSANYO製のICレコーダーは単四電池1本でOKなのがいいところです。メーカーによると、SANYO独自の省電力LSI「DIPLYエンジンⅡ」を搭載し驚きの長時間電池駆動を実現しているんだとか。

駆動に必要なのは単四電池1本だけですが、使ってみた感想として実際に電池の持ちはかなり良く、録音ビットレートやマイク感度などの設定にもよりますが、eneloopで連続20時間程度は録音できると思います。アルカリ電池ならもう少し長持ちしそうです。

ほとんどのICレコーダーが単四電池2本必要な中で、このICレコーダーは単四電池1本なので購入する前は電池の持ちが少し心配でしたが、思っていたより全然いいです。電池の片方が消耗したために録音途中で切れてしまうという失敗がないことや、1本なら出先で電池が切れたときなどに交換しやすいのも便利な点です。

DIPLY ICR-PS501RM

録音や再生ボタンのほかにも、メニューや再生スピードの変更など、よく使う機能はすべてボタンが付いている親切設計です。録音した曲の消去ボタンが付いているのは、実際に使っているとなかなか便利です。

DIPLY ICR-PS501RM

micro SDスロット。説明書によると、使用できるmicro SD(micro SDHC)は8GBまでとなっていましたが、16GBのmicro SDも普通に使用することができました。本体にも2GBのメモリが搭載されていますが、これだけ大容量のmicro SDが使えるとなると、本体のメモリを使う必要はほとんどありません。

DIPLY ICR-PS501RM

USBのコネクタは本体に付いていて、PCにダイレクト接続できます。micro SDを本体に挿入した状態でPCに接続すると、本体内臓のメモリとは別のドライブとして認識されます。micro SDカードリーダーとしても使えますが、データの転送速度は非常に遅く、USB 2.0とは思えない遅さです。一般的なmicro SDカードリーダーとべ比べて3倍くらい遅い気がします。

また、本体をPCに接続するとなぜかPCの動作が重くなります(特に、エクスプローラーの動きが明らかに重くなる)。これはファームウェアアップデートなどで何とかして改善してもらいたいところ。micro SDカードリーダーの用途としてはあまり使いたくないですね。

DIPLY ICR-PS501RM

電源を入れたところ。好みにもよりますが、オレンジ色のバックライトはなかなかオシャレです。

DIPLY ICR-PS501RM

各種設定メニュー。メニューは割と頻繁に使うものなので、ボタン一発で表示できるのがありがたい。

DIPLY ICR-PS501RM

電池の設定で、eneloop とアルカリ乾電池を切り替えられます。eneloop を使っているときは、設定を「エネループ」にすると電池の残量表示がより正確になるらしい。また、電池が切れたときに表示されるメッセージが、eneloopの場合「電池を充電してください」となり、アルカリ乾電池の場合は「電池を交換してください」となります。

DIPLY ICR-PS501RM

録音モードの設定画面。MP3とPCM録音の2種類から選択することができ、MP3のビットレートは「320kbps、192kbps、128kbps、64kbps、32kbps」となっています。PCM録音したファイルは倍速再生ができない仕様になっているため、基本はMP3での録音になります。

実際に使ってみたところ、ビットレートは音質とファイルサイズのバランスを考えると128kbpsがベスト。64kbpsまで下げてしまうと音の歪みがかなり目立ち、聞いていて耳が痛くなってしまいます。その中間の96kbpsに設定できないのが非常に残念。

DIPLY ICR-PS501RM

録音シーンを「講義、会議、口述、音楽」などの中から選ぶことができます。各録音シーンにあわせて、それぞれ最適なビットレートやマイク感度、マイクの指向性など設定が始めから用意されているため、自分で録音設定をしなくても、録音シーンを選ぶだけでクリアな録音がすぐに開始できるという機能です。

確かに便利な機能ではありますが、説明書を読むまではシーンに合わせてマイクの指向性を切り替えるものかと思っていました。そのため、知らないうちに録音ビットレートなどの設定が変わっていて、後になって「あれっ?」と思ったことも・・・。使い慣れれば便利である反面、説明書を読んでいないユーザーを困惑させる機能でもあります。

DIPLY ICR-PS501RM

こちらがマイク指向性切り替え画面。「ステレオ、ワイドステレオ、ズーム」の三種類から用途に合わせて切り替えることができます。

DIPLY ICR-PS501RM

録音画面。録音中は「録音」ボタンのLEDが点灯します。録音中にもう一度「録音」ボタンを押すと録音を一時停止することができ、さらにもう一度押すと再開できます。ファイルを分割せずに録音を停止できるのはなかなか便利です。

DIPLY ICR-PS501RM

再生は、頭出し再生の他にも、指定した時間からの再生を開始できる時間指定サーチが可能です。講義などを録音すると、1時間や2時間といった長時間の録音を行うことはあたりまえなので、聞きたいところを時間指定して再生する機能は必須。非常に便利な機能です。もちろん、普通のMP3プレイヤーのようにボタンを長押しして巻き戻しや早送りすることも可能です。

DIPLY ICR-PS501RM

MP3ファイル再生時は音の高さを変えずに、50%~200%まで21段階の再生速度コントロールが可能です。ただしPCMファイルは速度調整ができず、WMAファイルの場合は50~120%までという制限があるため、基本はMP3での録音となります。MP3で録音できるのにあえてPCMやWMAで録音する人は滅多にいないと思いますが、「録音形式の選択肢が限られてしまう」という意味では、残念と言えば残念かもしれません(実際に不便と思ったことはありませんが)。

再生速度のコントロールはICレコーダーにおいて最も重要な機能の一つとも言えます。中には、再生スピードを上げると音が曇ってしまったりノイズが入って、2倍くらいの再生速度にするとほとんど聞き取れない製品もあるため、今回このICレコーダーを購入するに当たって一番心配していた部分でしたが、結果は大満足です。倍速再生時の音質は200%の場合でも非常にクリアで、ひずみやノイズなどはほとんどなく、はっきりと聞き取れます。

DIPLY ICR-PS501RM18s

簡単なイコライザーも付いています。本機で録音した講義や会話の再生時にイコライザーを使う人はあまりいないと思いますが、PCから転送したMP3やWMA形式の音楽ファイルを再生することもでき、簡単なMP3プレイヤーとしても扱うことができるため、音楽再生時のために用意されているものでしょう。ただし、あくまで録音がメインのものなので音質にはあまり期待しない方がいいでしょう。

DIPLY ICR-PS501RM

くり返し聞きたいときに便利な「A-Bリピート」や、聞き逃したときにすぐに戻って再生できる「センテンス再生」などの機能があります。「センテンス再生」は、再生中に再生ボタンを押すと1~5秒の間で設定した時間まで一瞬で巻き戻して再生できる機能。短いフレーズを聞き逃した場合にボタンひとつで戻ることができ、非常に重宝する機能です。ほかにも、あらかじめ設定した時間だけスキップして再生できる「タイムスキップ」などがあります。

※この記事は書きかけです。

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